32歳 大の猫好き初心者ブログ

32歳会社員で大の猫好き。ただただ漠然と「幸せ」になりたいが、そもそも自分にとって「幸せ」とは何なのかもよくわかってない。そんなやつが、お金とか仕事とか日常とかについてダラダラ語るブログです

【ステップ1】22歳新卒で年収250万円から、30歳で資産2000万円に達成した方法 : 現在の総資産と月々のランニングコストを見直すことから始めよう

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こんにちは。大の猫好き、大猫です。

 

munyao.hatenablog.com

 

上記のプロフィール紹介でお伝えした通り、各ステップを踏まえて、私がどのように資産形成を行っていったかを紹介したいと思います。まず一つ目は「収入」と「支出」の管理です。

 

みなさんは、ご自身が1ヶ月間生活するのに、大体どのくらいのお金がかかっているか、計算したことはありますでしょうか。家賃、光熱費、携帯代、食費・・・。生きていくのって本当にお金かかりますよね。


今回は、現在の総資産と月々のランニングコストを把握するステップです。ただ、そもそもなぜ、月々のランニングコストを把握することが重要なのでしょうか。以前のプロフィールにも紹介したのですが、「お金を増やす」系の自己啓発本を買いまくって読み漁ったことがあり、そこに書いてあることは、下記の3つにまとめることができました。

 

資産形成 =(収入-支出)+(資産 × 運用利回り)

 

①収入を増やすこと

②支出を減らすこと

③残った資産を運用し、利回りを上げること 

 

ここで言えることは、①と②を把握しないと③で運用できるお金もコントロールできません。じゃあ、①②をちゃちゃっと計算しちゃって、③の運用資金をどう使うか考えましょうっていう話です。そのためにまずは一体自分がどのくらいお金を得て、毎月どのくらいお金を使うのかを計算してみましょう。アナログな方はペンと紙と電卓、デジタルな方はエクセル、クラウドな方はスプレッドシートをご用意ください。ちなみに私はスプレッドシートで管理しています。

 

<ステップ1>

・まずはご自身の現在の総資産額を書き出しましょう。

※銀行の預金残高や株式、外貨、財界貯蓄、個人年金など、全ての合計額を足しましょう

 

<ステップ2>

・毎月の収入額を書き出しましょう。

※額面ではなく、手取り額を書き出すようにしてください

 

<ステップ3>

・それぞれにかかっている支出を書き出しましょう。

大体以下のような項目が当てはまるのではないかと思うので、ご参考までにどうぞ。


ー 家賃

ー 光熱費

ー 携帯代

ー インターネット通信代

ー 食費代

ー 日用生活品

ー ペットのエサ代

ー 病院代

ー 美容院代

ー 車代

ー 保険代

ー 趣味

ー 交際費

ー 交通費


これら全て終わったら、3つの数字が出たかと思います。


①毎月の収入額

②毎月の歳出額

③現在の総資産額


ここで「①ー②=X+③」を計算してみてください。この「X」と③の中の余裕資金を合わせれば、あなたの月々の運用できる資産を把握することができます。また、①と②をベースに、暫定でも構わないので、1年間の合計の「X」を計算してみてください。ボーナスがある方は、それも入れてくださいね。

 

いかがでしょうか。あなたの1年間で運用できる資産は多いでしょうか、少ないでしょうか。私の場合、新卒で1年目の手取りが15万円だったのですが、社宅に住まわせもらっていたおかげで家賃が少なかったので、その余った資産を運用に回すことができました。(もちろん、周りに比べたら運用できる資産はとてつもなく少なかったですが。)しかし、ここで大事なのは「どのくらいの資産を運用できるかを自分自身で把握すること」です。

 

ここで1つだけ、ポイントを紹介します。まずは②の支出をできるだけ減らすことを考えてみてください。なぜなら普通の会社員だと①を収入を増やそうと思っても、手段に限界があるからです。現在は副業時代ともいわれていますが、エンジニアやデザイナーでもなく、普通の大学を出て、普通の会社に就職した自分みたいな人にとって、まだまだ副業への道のりは遠いかと思います。そのため②の支出を抑えることが手っ取り早いです。例えばですが、医療保険はよっぽどのことがない限り、入らなくてもいいと思ってて良いと思っています。理由は様々ありますが、私は橘玲さんによる説明が一番しっくりきています。

 

生命保険は宝くじと同じである

この世の中に宝くじが存在するのは私たちが確率を正しく計算できないからだが、同じ確率の錯覚を利用した金融商品が生命保険だ。唯一のちがいは、宝くじに当たるとうれしいが、保険金を受け取る時には死んでいるということだ。生命保険は”不幸の宝くじ”なのだ。

宝くじの当せん確率が天文学的数字であり、一等当せん確率よりも宝くじを買いに行く時に交通事故に遭う確率のほうが高いというのはよく知られた話である。宝くじの還元率はだいたい40%程度と言われている。つまり、100万円分買っても40万円分しか返ってくる見込みがないということである。こんなに割の悪いギャンブルは類を見ないということで宝くじは「愚者のための税金」と言われている。

 生命保険は善意ではなく、単なるビジネスである。保険会社もビジネスである以上は利潤を追求しなければならない。その利益というのは私たちが支払う保険料から捻出される。
 生命保険の原価率も40%程度であると言われており、還元率40%の宝くじと同程度である。原価率が40%程度であるということは、保険料の半分以上が保障以外の用途に使われているということに他ならない。それはつまり、社員やセールスレディの高額な給与であり、CMなどの莫大な広告費であり、一等地に建つオフィスの家賃・維持費である。

 宝くじは当せんすると賞金が貰えるものであるが、生命保険も仕組みは同じである。保険対象の人物が死亡(=当せん)すれば保険金(=賞金)が貰える。宝くじを買うことが愚かで不合理なことであるなら、生命保険という金融商品を買うことも不合理であると結論付けることができる。

 生命保険というギャンブルに無駄なお金を毎月投げ打つよりも、その分を貯蓄に回したほうが資産形成としては有利であるということだ。ちなみに同様の理由で医療保険への加入もおすすめされない。

保険というのは、自分では対処できない出来事に備えるための金融商品で、医療保険は入院1日目から保険金が支払われるタイプが人気ですが、保険の原則からしてこれはまったく意味がないです。1週間程度の入院なら貯金を取り崩せばいいのだから、そのぶん保険料を割り引いてもらった方がずっと得であることをだ。

保険と宝くじは同じ仕組みだが、ひとびとが求めるものはまったくちがう。宝くじは一等賞金が大きく、くじ代金が安いものが人気だ。当然、当せん確率はものすごく低くなり、ほとんどは払い損になるけれど、「夢を買った」とみんな満足している。

ところが保険加入者は、くじ代金(保険料)を払ったのだから賞金(保険金)をもらわなければ損だと思っている。これは当たりくじがものすごく多い宝くじと同じで、その分コストが高くなるが、なぜかそのことはほとんど気にしない。保険料には保険会社の利益が含まれているのだから、これでは自ら進んで損するのと同じだ。

原則に立ち戻るなら、保険は予想もしなかった出来事で経済的困窮に陥ったときのためのものだ。めったに保険金がもらえない代わりに、保険料が安いのがよい商品の条件なのだ。

医療保険に加入するのは、事故や病気で入院したことで収入が途絶えるリスクに供えるためだろう。日本の場合、特殊なケースを除けば医療費の大半は公的保険で賄えるから、とりあえずは貯金で生活できる。

でも入院が長引くと、蓄えが乏しくなってどんどん不安になっていく。リスク管理はまさにこのときのためのものだから、ほんとうに必要なのは、入院1年後(半年後でもいい)から生活費が支給される医療保険だ。

日本でも入院日数の短期化が進んで、厚生労働省の調べでは統合失調症などは平均入院期間が1年を超えるものの、たいていの病気は長くても1カ月で退院できる。商品設計にもよるけれど、保険対象を限定すれば、超長期入院に備えるための保険料は格安になるだろう。

 

また本の中にも紹介されていましたが、某大手保険会社の代表取締役がメディア取材で「私は掛け捨ての共済保険に入っている」と漏らしたことがあるそうです。ただ、ご家族がいて、ローンや借金などがある場合は「共済保険」に入る程度で十分で、他の医療保険は入る必要はないという理由は、上記の説明で理解できそうです。また、以下の記事でも参考になるかもしれませんので、お時間があるときにお読みください。

 

www.news-postseven.com

 

また、携帯や通信費についても同様に、見直せる人は見直してた方が良さそうです。私は過去にIIJ、nuro mobile、UQ mobileなど、とことん安くて経済効率性が良い通信会社を探し求めました。現在は楽天モバイルと契約していて、携帯とテザリングのみで、月1,600円で特に不自由なく利用することができています。これを書いている現在も、テザリングでインターネットに繋いでいます。


他にもたくさんありますが、大事なのは「支出にメリハリをつけること」です。例えば私は国内外旅行が好きでよく行くのですが、もちろんどの飛行機・ホテルが安いかを徹底的に調べますが、そこで経験できる食事や体験などには支出を惜しみません。自分にとって欠かせない支出は何かを見極めることは、この支出を抑える上で重要なポイントです。

 

しかし、これさえ抑えていれば、あとはどのように運用していけばいいかだけです。ただ、もちろんですが、運用にはそれぞれの考え方があります。次のブログでは、あくまで私の成功事例になりますが、それについて少しずつお伝えできればと思います。